躁うつ病について

■躁うつ病とは

うつ病という病気は一般化してきましたが、まだ聞き覚えがないだろう病気なのが「躁うつ病」です。
この躁うつ病とは「周りからうざがられるほどに接し方がハイになる」躁状態と「めちゃめちゃブルーで後ろ向きな気分になる」うつ状態が共存している気分障害のことで、「双極性障害」という病名もつけられています。
躁うつ病になる方の場合、まず躁状態だけから始まり、そのうちにストレスなどの事象を原因としたうつが並行して出てくるようになります。
そのうつ状態が頻発し始めると、双極性障害と呼ばれる状態になる上、治したとしてもすぐに再発する「ラピッドサイクリング(1年に4回以上病気が再発状態のこと)」に陥ることもあります。
躁うつ病の場合、このラピッドサイクリングにはまる可能性が非常に高いので、早めに病院に行って診断や治療を受ける必要があります。


■躁うつ病のチェック方法

躁うつ病のチェックは、「社団法人 八日会」の躁うつを取り扱ったページでも詳しく知ることが出来ます。
そのなかで言われているチェック方法として、「こんな事象に当てはまるか」という確認方法があります。チェック方法は

・落ち着きがない
・金遣いが荒く、派手な色の服や化粧を好む
・睡眠不足
・怒りっぽい
・偉ぶった接し方をしたり、物事を大げさに表現する
・見た目にも精力的に活動し頭の回転が速い反面、要求を強硬に押し通そうとする

などといったものが当てはまるか確認するというものです。また精神科医のクレッチマーは躁うつ病の方を「循環気質」と位置づけており、

・人付き合いがよく親しみやすい
・朗らかでユーモアがある
・興奮しやすい
・物静かで落ち着いていて柔和
・物事を苦にする

などの性格的な特徴が非常に極端に出ているのが躁うつの症状である、と提唱しています。


■躁うつ病の治療

躁うつ病は再発性があるとはいえ、不治の病というわけではありません。
病院で診察を受け、適切な薬を処方してもらうことで外来治療でも症状も改善していくことが出来ます(症状がひどい場合は入院という対応方法も視野に入れた方がいいそうですが)。

躁うつ病の原因は気分障害、という病気の分類にもある通りに気分が安定しないことにもあります。
そういった場合の症状を抑えるために抗躁薬や気分安定薬として炭酸リチウムを継続して服用するそうです(リーマスという名前になっていることもあります)。
また、薬だけでなく原因を取り除くことを考えるのも大切です。疑いがある方はまずは病院に行って「自分がうつなのか、そうでないのか」を調べてもらって自分の状態がどんなものなのか認識し対応するようにすることも忘れないで下さいね。

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