非定型うつ病について

■非定型うつ病について

非定型うつ病とは、一般的なうつ病とされる「定型うつ病(メランコリー型)」とは異なった症状を持つうつ病で、「睡眠不足」「食欲がなくなる」などがなく、逆に「過眠(日常の睡眠が10時間以上になったら要注意)」「過食」などが症状としてあるそうです。
また、感情の起伏が激しくなるのも特徴的で、自分にとってよいことが起こると気分が上向きになる反面、批判に敏感で否定的な意見を聞くと気分が非常に落ち込みやすくなるそうです。

これらの非定型うつ病は「よく寝る人」「食べ過ぎる人」「繊細な人」と判断されることもあり、うつ病と受け取られないこともあります。
そのため、診断が遅れて重症化する人も多い病気ともいえます。


■非定型うつ病の治療法

非定型うつ病は一般のうつ病と同じく、投薬による治療法を用います。
このうつ病は決して特別なものではありませんが、自分の病気に対しての自覚が遅れたり、病院に行って診断を受けるのが遅れたりした場合は、治療にも少々時間がかかってしまうことが多いのです。

中には「リタリン(メチルフェニデート)」と呼ばれる薬を処方してもらう方もいますし、アメリカから個人輸入をしているという方もいますが、このリタリンは向精神薬の中でもとくに強力といわれるもののひとつで、使いすぎると他の薬が効かなくなったり、薬への依存症が強くなったりするなどの危険な面もあるということを忘れずにいてくださいね。


■非定型うつ病のテスト

自分が非定型うつ病じゃないか、という方はインターネットで公開されているチェック表を使って簡単にテストしてみるのがいいと思います(最終的な判断は病院で行ってもらいましょう)。
医療法人和楽会のウェブサイトのうつ病関連のコンテンツの中にある「プチうつ病の症状&対策読本」というページにあるチェック表がわかりやすくてよいと思います。

非定型うつ病の患者の中には週に1?2回くらいだけ症状の出る「プチうつ病」の方も少なくないため、もし診断をしてみる場合は「頻繁に当てはまる」場合だけでなく「たまに当てはまる」という項目が多い時にも非定型うつ病の場合は注意が必要だと考えられます。


■気分変調症と非定型うつ病

最近出てきた「新型のうつ病」として挙げられるのが、「気分変調症」と「非定型うつ病」の二つです。
これらの共通点には「うつ病としての程度は軽いが、その症状が長く続く」ということがあります。
一般的に認識されているうつ病が半年程度症状が続くのに対し、この気分変調症などは2?3年と非常に長く続くのが特徴です。
気分の落ち込みがそれほど深くないとはいうものの、ふとしたことでガクッと気分が落ち込むことで重いうつになることもありますので、注意は禁物ですよ。

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