仮面うつ病について

■仮面うつ病とは

仮面うつ病とは、「無気力や不安感を強く覚えるなどといった精神的に落ち込むような症状は出ず、頭痛や肩こり、関節痛や激しい動悸など身体的な方面に症状が現れるうつ病」のことです。

一見すると体がちょっと悪いだけじゃないのかとも思いますが、この病気の場合は精神的に疲れる病気であるはずのうつをを「身体的な疲れ」という仮面で隠しているというのが最大の特徴なのです。
そのため、家庭や仕事場でも周りはさらにうつ病とは思えず「ああ、○○さん疲れているんだな」という接し方で終ってしまう為、病院での診断が遅れることもあるので、十分注意が必要です。


■仮面うつ病の症状

仮面うつ病になるとどのような風になるのかというと、頭が痛くなったり(重く感じる)、胃がむかむかしたり、トイレがやたらと近くなったり、肩がこったりめまいがしたり、食欲がなくなったり...といったものなのですが、仮面うつ病の場合はこれらが並行して発症する場合も多いのだとか。
この仮面うつ病の場合は判断も難しいのですが、一つの目安となるのが、日内変動と呼ばれる現象があるか、ということ。

日内変動とは、「一日の中で症状に波があるか」ということで、朝は症状が強く、昼?夜にかけては全然問題ない、などといったことがある場合はうつの可能性もあります。


■仮面うつ病を治療する

仮面うつ病は、頭痛や肩こりといった症状からか内科医に診断をあおぐ方が多いようですが、これは間違い。
できるなら、こういった病気の原因を見抜くスペシャリストでもある精神科のお医者さんに診てもらうようにしてください。
せっかく薬を処方してもらっても、その薬が絶対に効くとは限りません。
むしろ、治療が進まないことでストレスがたまって、それが原因となってうつの状態がひどくなることもあります。

もし病院の内科などにかかって、数ヶ月たっても自分の体が治らないようでしたら、すぐにでも精神科などに転科させてもらいましょう。


■仮面うつ病の方への接し方

仮面うつ病の接し方はどうすればいいのかと思うかもしれませんが、実際よく一般に言われるうつ病の方への接し方とはそう変わりません。付かず離れず、でも気を使いすぎずというのが大切です。
仕事場の方がうつ病なんだ、と打ち明けてくれた場合もむやみに仕事を減らしたりせず、自分でできることは可能な限りやってもらうことも大切です。
仕事のペースが落ちるためにイライラしたり面倒に感じてしまうかもしれませんが、こういった周りのフォローがの上で自分の仕事ができるような環境を整えてあげると、うつ病の治りもより早くなると言われているんですよ。

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