障害年金とうつ病

■障害年金とうつ病

最近「消えた年金」などでやたらと話題になっている国民年金ですが、これをきちんと支払い続けて(保険料免除期間の3分の2を納付することが受給資格の条件)、障害者としての認定(1?3級)を受けた場合、全額非課税の障害年金を受け取れることがあります。
この受給資格のひとつである「障害者認定」ですが、うつ病に掛かっている方も精神障害の認定を受けることで等級に見合った金額の年金を受け取ることができるんです。うつ病によって生活に大きな支障が出ている方は、まず担当の医師に障害の申請ができるかどうか相談してみてはいかがでしょうか。


■うつ病の障害年金申請の条件

うつ病になった人が誰でも非課税の障害年金をもらえるわけではありません。「うつになりました、だから障害年金ちょうだい」と軽度のうつの方が全員押し寄せたら国庫は確実に破綻してしまいます。
障害年金を受け取る為には精神障害の等級が1級・2級になるのですが(厚生年金加入者は1?3級で受給)、これは「もう外出すらできないくらい、うつ病が日常生活に大きな支障をきたしている」というのが大きな判断基準になるようです。

仕事はできなくても外出はできますというのは、うつ病を原因とした日常生活能力の減退はみられないと判断され、等級は3級ぐらいで判定されてしまうようです。
これに関しては、診断書を書く医師の判断にゆだねられるところなので、自分のうつ病の症状をうまく伝えるようにして適正に診断してもらうことが大切です。


■うつ病の障害年金の金額

障害年金の金額は国民年金加入者の受け取る「障害基礎年金」と、厚生年金加入者の受け取る「障害厚生年金」ではそれぞれ異なります(傷害基礎年金は等級が2級までに対し、厚生年金は3級まで受け取り可など、他にも違いがたくさんあります)。
これについては等級の違いや18歳未満の子供・配偶者の有無、平均標準報酬月額などの条件によって金額体系が非常に複雑な為、自分で計算するのが面倒という方は社会保険労務士のホームページの無料メール相談などのサービスを利用してもらうのもいいと思います。

なお、こういった障害年金の裁定請求の手助け(書類作成や証明書の発行代行、診断書に関しての事務所との折衝代理など)を社会労務士に依頼する場合、着手金に10000円?、成功報酬として障害年金2か月分程度(最低金額10万円程度)を請求するところが多いようです。
うつ病の症状がひどく、自力ではどうしても話し合いはできない、という方はまず事務所に相談してみてはいかがでしょうか。

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