うつ病の再発について

■うつ病の再発について

うつ病は数々ある病気のうちでも再発しやすい病気だといわれています。うつ病が治ってから1年以内に4割が、15年以内に8割以上の方がなんらかのうつの症状を再発させるという研究結果も上がっているのだそうです。

この確率の高さは「治療を終了した後、症状の再発の予防はしない」という方が非常に多いから、というものが原因にあるようです。
流行中のインフルエンザのように、うつもまた「その後の予防対策」のできる病気です。この先また同じようにうつ病で会社を休んだり、家庭生活に支障が出たら...と考えると、再発予防の対策はしておいたほうが非常に賢明かと思われます。


■うつ病の再発を防ぐには

うつを再発させないためには「薬を飲む」という手段があります。実際に統計でもこういった薬を服用することでその後の症状が出る確率はぐんと下がると言う結果が出ています。

これは回復後に6ヶ月から1年間の間、抗うつの薬を飲むというものなのですが(これは患者さんの体の状態によって異なります)、「もう治ったんだから、薬はもう飲まないよ!」と飲むのを拒否したり、もらっても飲み忘れ(けっこう多いらしいです)たりするために、うつが再発してしまう、というのが原因にあるようです。

病気が治ったというのに眠気や吐き気、口の渇きなどの副作用と付き合うのはもうごめんだ、と思う方もいると思いますが、病院の担当の先生とも相談して、今後うつ病とお付き合い「しない」為にもどのように対策を練っていくかというのも、うつ病の治療ではとても大事になってくるんですよ。


■うつ病の再発チェック

うつ病に一度かかると、またかかったときに「ああ、これはうつの症状だな」と気づくのが早くなるといいます。そのため病院に行くなどの対処はずいぶんとスムーズですが、気になる...という方はウェブサイトのチェックリストなどで簡単にテストをしてみるといいと思います。

・病気が治ったのに「まだ自分がうつなのでは...」と思うことがある
・なんだか抗うつの薬が手放せない
・ちょっとのストレスでなんだか落ち込む
・症状の再発が怖くて、仕事や毎日の生活がなんだか落ち着かない

という方は、うつが完璧に治ったのではなく「治りかけ(病み上がり)」の状態であったり、ともすれば兆候が出ている可能性もあります。
風邪と同様にうつ病も早いうちに発見できれば、仕事もあまり休まなくて済みますし、周りの人も安心してくれます。少しでもおかしいな、と思ったら病院で担当してくれた医師に相談できるようにしておくようにしてくださいね。

うつ病の再発についての関連記事

▲うつ病の再発についてトップに戻る