うつ病の患者数について

■うつ病の患者数

うつ病が現代社会において大きくクローズアップされた現代では、日本国内のうつ病の患者数は右肩上がりに増え続けているのが現状です。特に、厚生労働省の3年ごとの調査統計の結果では1999年まではほぼ横ばいに患者数が推移しているのに、それ以降は毎回の統計ごとに約1.3?1.6倍のペースで増え続けています(このあたりの時期に各メディアでうつ等の精神疾患が大きく注目されたことも大きな要因になっているようです)。

ただ、この厚生労働省の調査結果は「精神疾患と医師の診断を受け治療をした」方を基準として結果をグラフ化しているに過ぎず、入院などをせず自宅治療でうつを治そうとしている方や、病院には通わなかったという方はそのデータには含まれません。

そのため、国内でも表立たない「隠れうつ」は非常に多いのではないか、という懸念も出ているのだそうです。


■うつ病患者の性別

うつ病は男よりも女がなりやすい、という話がありますが、これは決して嘘ではなく、厚生労働省の統計でもうつの患者数は男性よりも女性のほうが圧倒的に多いという集計結果が出ています。

特に顕著なのは30?70代の女性で、2005年の集計結果では60?70代の場合、女性のうつ病患者数は男性の患者数の約2倍という極端な数値データも出ているのだそうです。

とはいっても、男性は全然うつにならないのかと言うとそうではありません。男性も30?40代の約70万人をピークに多くの方がうつ病にかかっていることがわかるため、軽く見ずにかかることが大切になります。


■海外のうつ病患者数

うつ病というと、日本国内の患者数のみが注目される精神疾患ですが、実際は全世界でもうつを患う方は数多くおり、WHOでもうつはこの先HIV(エイズ)に次ぐ世界的疾患になるという研究結果も出ているのだそうです。

特にその患者数が多いといわれているのがアメリカ合衆国で、2007年の時点で成人の9.5%がうつ病患者だといわれていますし。また、一番多く処方される薬が風邪薬や鎮痛剤などではなく「抗うつ薬」だということも、その患者数の多さをうかがわせます。

それに、タイでは全国民の3%がうつになっているという統計データも出ており、非常に問題視されているのだそうです。
海外だからというわけではありませんが、最近は海外赴任で駐在中に病院でうつと診断され、入院する方が増えているのだとか。言葉や環境の変化なども、かなりのストレスになっていることがわかる話ですね。

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