うつ病とメランコリー型

■メランコリー型のうつ病

うつ病と一口に言っても様々な種類のものがあるといわれています。その中のひとつが、今回挙げる「メランコリー型」のうつです。

このメランコリー型うつ病というのは、言葉の由来にもなっている英語の"melancholy"の通り「憂鬱で陰気、物悲しい」気分になるというもの。今新種のうつ病として話題になっている「躁うつ」のように気分がハイにはならず、とことん落ち込み続けるというのが大きな特徴です。

このメランコリー型うつ病は40?60代の中?高年齢と呼ばれる方によく発症するものですが、このメランコリー型のうつの症状が出ている方はそういった落ち込みを隠して生活しようとする傾向が強いらしく、表向きはなんともない風に見えるためか、周りはなかなか気づかないまま、対応が遅れてしまうことも多いのだそうです。

また、メランコリー型うつ病には抗うつの薬が効きやすいという統計も出ているため、治そうという意思があるならば十分に現在の医学でも治療が出来るのだそうです。


■メランコリー型うつ病の原因とは

メランコリー型のうつ秒になる原因には「環境の大きな変化」があるということが大きな要因として挙げられています。
具体的に言うと「仕事や家事など、今まで習慣的にやってきた事が急になくなってしまって、何をやっていいのかわからなくなってしまった」方がこのうつ病にかかりやすいのだそうです。

例えば男性なら仕事一筋だったのが定年になってやることがなくなった、女性ならば子供が独り立ちして世話を焼く必要がなくなった...というように、今までは自然とやっていたことが出来なくなったので、逆に次は何をしていいのかという想像がつかなくなってだんだん落ち込んでいく...というような種類のケースが多いそうです。

また、こういった症状が出る方には「几帳面・責任感が強い」「周りに合わせる傾向がある」という性格の傾向が強く出ているのだそうです。


■メランコリー型うつ病のチェック方法

メランコリー型のうつ病を患った方はうつであることを無意識に隠して生活しているような方も多いようですが、生活の端々にその症状が見られることも多いので、よくチェックしてみてみるとうつの診断もそう難しくはないそうです。

その特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・早朝に目が覚めてしまう。また、朝方は調子が悪い(夕方になってくると回復してくる)
・食欲低下による体重減少
・性欲減退
・めまいや冷や汗、体の一部が震えたり脈が速くなるなど、自律神経の身体症状がある

メランコリー型うつ病についての詳細はこちら

これらの症状があるという場合は、早めに病院で診断してもらうことをオススメします。メランコリー型のうつ病は特に落ち込みがひどく、自殺願望が出てくるケースも少なくありませんし、早めに対応すれば薬でも十分に対応ができますので、治療は出来るだけ早めに始めることをおすすめします。

うつ病とメランコリー型の関連記事

▲うつ病とメランコリー型トップに戻る